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周央サンゴと志摩スペイン村 ゾンビランド・シマ、さんごフレンズ はてなブックマーク - 周央サンゴと志摩スペイン村 ゾンビランド・シマ、さんごフレンズ

2023/02/23
雑記 0
 周央サンゴと志摩スペイン村の件、全方位が楽しく盛り上がっていてしあわせな気持ちになる。
 この件、萌えキャラに釣られるオタクちょろい案件でもなければ、VTuber(にじさんじ)のインフルエンサーとしての価値ともまた別の話だと思う。何も考えずに二匹目のドジョウを狙っても柳の下のドジョウにしかならない。うらぶれたテーマパークが人気配信者に宣伝を依頼したら大注目! という単純な話ではない。
 本件のエッセンスは、すべての発端が、配信者が案件でもなくただの雑談で、自分の好きなコンテンツをあらん限りの熱心さで語っていたところだ。それをファンが無茶苦茶ていねいに切り抜き編集して公開したところ、プレゼンのうまさやいじりの面白可笑しさと料理・景観の写真の素晴らしさでがバズり、企業側が謎のトレンド入りに慌てて調査を掛けてアプローチかけた形だから、よくあるインフルエンサー神話やご当地萌えキャラの成功例とはベクトルが逆なんだよね。



 似たような幸運・成功をつかむには

1.コンテンツや場所にそもそもの魅力がある
2.しゃべくり・プレゼンがめちゃくちゃ得意な変人にエンゲージする

 というどでかいハードルを越えないといけない。1で大半はふるいに掛けられる。そもそもの魅力が伴ってなけりゃプレゼンに熱が入りようもない。テーマパークはほとんど門外漢の自分にも、料理の質・値段ともに観光地基準をはるかに超えていて、出し物は演者と着ぐるみの動きがキレッキレで練度が高く、設備はちゃんと整備されてて、クオリティも士気も無茶苦茶高いのが理解できた。



 本人としても、好きなコンテンツの盛り上がりに最高の形で貢献が出来て、謝辞や世界に一つしかない推しグッズまでもらって、オタクとしてこれ以上の喜びはないだろう。

「好きなことで生きていく」のもっとも幸福な例ではないだろうか。
 他にこの案件で核になる要素は、VTuberのパーソナリティや双方向性、人は誰かの「好き」「楽しい」という感情が大好きだというところだ。この人の愛のあるいじりを含めたプレゼンは、旅行にも食にもぜんぜん興味がない自分にも面白かった。広報ってのは、このぜんぜんリーチしていない層に名前を知ってもらう、話題に出してもらうのというが大事なわけで。



 既に火種が付いていて、人が人を、話題が話題を呼ぶフェーズに入っている。おそらく既に、周央サンゴという発端を知らずにメディアやSNSで名前を聞いて興味を持ち、来園した人もかなり出てきているはずだ。バズりの勢いってのはあるラインを超えると途端に跳ねる。マーケティングの成功例として語り継いでいく案件だと思う。
 あとは、日本人・オタクくんの好きな地方創生・再生の神話に合致したところも大きかったんでないかな。『けものフレンズ』や『ゾンビランド・サガ』のような。繰り返しだが、人は賑わいや盛り上がりが大好きで、それがリアルタイムで隆盛していくところには抗いがたい魅力がある。

 明日から遮二無二『サクラノ刻』を読む。百合ゲーだったら報告するんでよろしく。

『サクラノ刻』2023年2月24日発売!
 ただ、まだ続編というかこぼれ話・補完があるらしいんだよなぁ。

■『サクラノ刻通常版』で完結なの?

サクラノ詩から続くサクラノ刻は、通常版『サクラノ刻』ですべて終わりとなります。
つまり『サクラノ刻』を以て『刻ト詩』は完全解決になります。
これで終わりとなります。

もし仮にそれらに補完するものがあるとしたら、それはまた違ったお話になると思います(『凍てつく七月の空』がそうであった様に)。
むしろ本格的にサクラノシリーズを補完するのであれば、やはり咲崎桜子さんと付き合いたい。他の生徒さんとも付き合いたい。むしろ生徒以外の大人の女性のエロシーン読みたい等出てきてしまうと思います。

なので……。

もしかしたら、たぶん、いや会社が存続している場合は必ず………サクラノシリーズは三部作となるような気が致します。
このご時世、零細エロゲ会社など簡単に吹き飛びますが、もし続きを描く事が許されるのなら、『サクラノ響』(さくらのおと)という最後のサクラノ作品を手掛けたいと思います。

お前、また待たせる気かい……。
いい加減にせぇや。
す、すみません。
いや、ほんと、ごめんなさい。



PS4/Switch『ふゆから、くるる。』オフィシャルサイト | ENTERGRAM
 へー、根本の設定をどうするんだろうか。

『侍女の物語』など21冊が学校図書館の禁書に 米バージニア州 - 石壁に百合の花咲く
 IT』はまぁわからないでもないが、なぜ骨の袋。
 私自身は、図書室で『スタンドバイミー』を読んでなかったら、読書の習慣は身に付かなかったな。


 超が付く名曲だが、これがtiktokで流行りまくっているというのはビビる。「グミ超うめぇ」も聞いてね。


 面白い所見だが、「自分のそういった立場を人のせいにしている」については、ぼっちちゃんへの「むちゃくちゃな想像力、承認欲求の反動から来る被害妄想やんけ!」という突っ込み共通認識で見る作品だと思ってた。
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toppoi
Author: toppoi.
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